



ショーケンが亡くなった。
グループサウンズは前の世代だからよく知らない。
CDは持ってたりするのだが、歌手より俳優のイメージの方が強い。
ショーケンといえば傷だらけの天使。
あのオープニングのインパクト。ゴーグル、牛乳を飲み、トマトをかじり、ナプキン代わりの英字新聞。
今でも俺の目覚ましアラーム曲は、井上尭之バンド演奏の番組テーマ曲。
息子の名前が「高倉健の健と菅原文太の太で健太」っていうセリフや、毎回水谷豊と繰り広げるコメディは結構覚えてる。このドラマで菊池武夫を知ったくらいだ。
最終回はなんか物悲しい終わり方だ。
太陽にほえろのマカロニも良かったな。殉職するシーンは伝説のヤクザ花形と同じ死に方だ。以降、新人刑事は必ず殉職するのが定番になってしまった。
松田優作演じるジーパン刑事の「なんじゃこりゃぁ」は超有名だけど、ショーケンの殉職シーンをはっきり覚えてる人は少ないのではないかな。あまり真似されないしね。
内田裕也が亡くなって、萩原健一が亡くなった。
沢田研二は大丈夫か?気落ちしてないか。
また一つ昭和が終わったな。
追悼でいろんな映像や過去の作品が流れるだろうけど、いいのか?
ショーケンは大麻や覚せい剤、飲酒運転、暴力(あれ?恐喝だったかな)で逮捕されたことあるぞ。
ピエール瀧の逮捕でデリケートなこの時期、判断次第では「なんで?」ってなってしまうぞ。
だから言ったじゃない。作品にはなんの罪もないってさ。
国民的アニメ、サザエさん。
この魚介類の名前の付いた一家のことを知らない日本人はほぼ皆無だろう。日曜の夜はサザエさんとちびまる子ちゃん。これを見終わると「あぁ、明日からまた仕事だぁ」と憂鬱になるとかならないとか。
さて、そんなサザエさん。
最近では些細なことにクレームとまでは言わないが、SNSなどでツッコミが入っている。サザエさんはなぜ働かないのかとか、登場人物の言動にいちいちツッコミが入ったりしてる。
まぁ、元は昭和の時代に朝日新聞(それ以前は西日本新聞社)で連載されてた漫画だ。今の若い人には理解できないことも多々あるだろう。
連載開始が昭和21年。太平洋戦争真っ只中。そして終戦。昭和の中頃の生活文化がよくわかる内容だけに、単行本のセットを全巻持っている俺としてはたまに読み返したりするのだが、「あぁ、昭和のこの頃ってこうだったんだなぁ」って思うもの。
教師、近所の人、親でさえ殴ったら問題になるこの時代の人に、カツオくんは哀れでしかないだろう。マスオさんと波平さんが酔っ払って帰ってくるだけでサザエサやフネさんが機嫌悪くなることが、女子会とか一人飲みとかしてる人に理解できるわけがない。三河屋さんが勝手口から「毎度〜」って入ってくるのが、そろそろamazonに変わるのではなんて言われてるくらいだ。未来からやってきたドラ焼きが好きな機械猫アニメでもそれは同じことかもしれない。もはや古典だな。
そんなサザエさんの3月24日の放送。
カツオ君が大きな桜の木がある空き地を通りかかったところ、悲しそうにその桜の木を眺めてる女性と出会う。花沢さんの父(不動屋さん)から以前あそこにあった家に住んでた人だと教えてもらう。そして今度新しく家が建つ際にはあの桜の木は切り倒されてしまうのだと。
それを聞いたカツオ君は波平さんに「あの土地を買ってください」と懇願する。そしてそれを聞いたサザエさんは意気揚々に地主のところへ直談判しに行こうとするが、波平に止められる。
「忘れたのか?新婚時代に借りてた家のことを」と。
そう、新婚時代まだマスオさんと二人で暮らしてた家の塀を、マスオさんがのこぎりで切ってるのを大家に見られ、「一方的に解約だ、出てってくれ」と告げられたとサザエに言われた波平は大家のところに行く。そこには傷だらけの大家が・・・。サザエが直談判に行くもどうやら頭にきてボコボコにしばいたみたいだ。
その内容についてネットでは「サザエさん頭おかしい」とか「マスオさん鬼畜」とか「二人とも思考回路がぶっ飛んでる」とか言いたい放題。
マンガを読めばわかるのだが実はこのエピソード、今回のアニメではマスオさんは棚を作ろうと塀をのこぎりで切ったことになっているのだが、漫画では“まき”にしようと思って切ってるのだ。ちなみにこれは2巻に収録されてるエピソードだから終戦後間もない頃の話だ。米や生活用品が配給の貧しい中、暖をとるための薪にするのと、ただ棚を作るのではまったく違う。
変に忖度して内容を弄るから今の若い人にこんな誤解を受けてしまうのだ。
夏目漱石の子孫がインタビューで言ってたが、ある出版社が「坊ちゃん」の文庫版の改訂版出版の話の際「女給」という言葉をウェイトレスに変えさせてくれと言ったので「言葉を変えるなら出版しなくていい」と怒ったそうだ。
誰に遠慮して、誰に気遣ってるのかわからないが、昔の文芸作品にいちいちそんなことやってたら、文化は滅びるぞ。司馬遼太郎の「竜馬が行く」も池波正太郎の「鬼平犯科帳」も初版と今の改訂版では語句も違うし言い回しも全然違ったりする。
ドカベンの初期の頃なんか改訂版ごとにどんどん酷くなってる。特に大阪代表の坂田投手のエピソードでは、路地裏で犬に石を投げ捕まえおばちゃんに売るシーンがあるのだが、これは台詞だけで迷い犬を保護した話に挿げ替えられてる。
俺は読んだことがないのだが、少女漫画誌「りぼん」で連載されてる「HIGH SCORE」という漫画の登場人物が持ってるキセルが描写NGになったらしい。
なんじゃそれ?って言いたくなるが、受動喫煙がどうちゃらとうるさい今、煙管から煙をくゆらせる描写はダメなんだとさ。じゃぁ「パタリロ」のバンコランも今後葉巻を吸えないのか?このまま行くと時代物で花魁や博徒の親分がキセル吸ってるのもダメになるだろう。なんか世知辛い世の中だね。
「表現の自由」とか「報道の自由」とか、やたらと自由と権利をスローガンに言うメディア・マスコミが自分たちで勝手に不自由になってやんの。変なの。時代考証はちゃんとしろよ。歴史認識をしろよ。捻じ曲げんなよ。
戦国時代は刀持ってたし、封建社会だ。あちこちで斬り合いがあった。江戸時代は太平だと言われてるがいろいろあった。幕末は内乱だ。日本人同士が外国の思惑に逆らい戦った時代だ。明治時代は外国の技術や知識を取り入れれた人と、あいなれなかった人の時代だ。
大正時代は西洋かぶれだ。誰もが豊かになりたいと思った。そのせいで昭和の初期は海外進出で無謀に広げていった。諸外国から睨まれ不安と混沌で戦争になった。終戦後は復興と混乱、団塊の世代がデモして偏差値教育があってバブルが崩壊して昭和は終わった。平成はテロと震災から始まりあと一ヶ月で終わる。明日には新しい元号が発表される。
でもさ、ちゃんと過去は過去として捉えておかないと、未来はないぞ。
文化も思想も理解できないぞ。
サザエさんは、今の便利な時代の人にはもう理解できないのだろうな。
ちなみにサザエさん第2巻の頃は、東京で家が40万円で買えた時代だ。
ガスト水道付きと言いながら井戸は共同・・・。
大阪の街もちょっと見ないうちに変わってることが多々あり。
あれ?この店なくなってるとか、新しい店ができてて前は一体何だったっけとかはザラ。
契約終了とか移転とか、不景気で廃業とかいろいろあって当たり前だけどさ。中には商業施設自体がリニューアルされてしまうケースもある。
難波のロケット広場がいつの間にかなくなってた時は「じゃぁどこで待ち合わせを」って思った。阪急梅田のビッグマンは未だ健在だが地下の三番街自体はかなりリニューアルされてる。
阪急三番街開業当時からあるソフトクリーム専門店「スウェーデン」。確かここは日世の直営店だったはずだが、いつの間にか店名が「シルクレーム」に変わってた。他にもいろいろ入れ替わり立ち替わり進展ができてたりするが、阪急三番街の地下二階の一番奥、噴水広場があったあたりは今かなり綺麗なフードコートとしてリニューアルされた。
そこを上がると阪急電車の茶屋町口。その先は「阪急古書の街」だったのだが全面リニューアル。ここにあった店舗はすべて紀伊国屋書店の横(地蔵横丁の反対側ね)にリニューアルされた「うめ茶小路」に移転してる。
その「阪急古書の街」は「茶屋町あるこ」に名称変更。「歩こう」と「アルコ(=弓)をかけた言葉らしいがまぁ好きにしてくれ。古い本や切手、楽譜などの店があった場所は今、「上質で洗練された飲食店街」というコンセプトのもと、わけわからん店がいっぱい。
台湾専門ティ「ゴンチャ」、アメリカのハンバーガーショップ「シェイクシャック」、スペインバスク地方料理の「エチョラ」、肉料理「CaoneSio)、麻婆麺の「蝋燭屋」、パン屋の「シティベーカリー」。もはやどこの国の何を、どこの国の誰に売りたいのかわからない。その国からの観光客は入らないだろうし、安くて美味いもんがいっぱいある大阪で「上質」とか言われても高いもんに行列並んでまで金出して入る大阪人はおらんやろ。
そしてその先の「かっぱ横丁」も以前改装してだいぶ綺麗になったが、ここのほうが安心していけるんとちゃうかな。それでも横文字の洒落た店、高い店が増えたけど。
観光客を恐怖に落としいれる「ダンジョン」として有名な梅田の地下街。その中の一部「ホワイティうめだ」も3分の1を改装するらしい。これやられると慣れた人間でも迷うのよね。未だにディアモールあたりは迷ってしまうもの。あれ?ハービスはどっちだったけとか、ここからイーマ(E-MA)はどう行けばよかったっけとか。
今回改装するのはその「ホワイティうめだ」の「泉の広場」を中心としたエリア。泉の広場は「迷ったときは、とにかくここまでたどり着け」「セーヴポイント」とも言われる場所。待ち合わせにも使われるが、丸ビルとここは結構変な人(やばい人)も待ち合わせ(受け渡し?交渉?)に使うことも多いので、大阪人はあまり利用しない。
この「泉の広場」の噴水も撤去されるらしい。
阪急三番街で以前あった「滝のある街」「川のある街」「噴水広場」とやたらと地下に水を流すのが好きな大阪人。水は気の流れを整えてくれるからいいのだが、そんな施設が無くなっていくたびにどんどん淀んでいるような気がするぞ。風水とかはよく知らんけど。付近の「英國屋」や「リーガルシューズ」「ブックファースト」などの老舗から、「ローマ軒」「福島上等カレー」「とんかつ豚晴」などはなくなるらしい。「古譚」は残るのかな。
最近は「それ何語?」ってくらいオシャレなんだけど言いにくい名前の付いた店やビル、施設が増えた。
恥ずかしいからやめときゃいいのに大阪地下鉄も「大阪メトロ」と名称変更した。大阪の人間は地下鉄を線の名前「御堂筋」「谷町線」「四ツ橋線」としか言わん。だから全然浸透してない気がする。いや、それ以前にメトロ、ちょっと恥ずかしくて口には出したくない。
自分たちに英語力ないのに「英語やフランス語っておしゃれだろ?」「これが国際的だ」って勘違いしてるもんだから、ホームページ外国語版なんかは翻訳ソフトに丸投げ。だから「堺筋線」が「Sakai Mascle(サカイマッスル)」とか天下茶屋駅が「Would Teahouse」などと誤訳されてても、外部から指摘されないうちは気がつかないと言う失態を犯す。
その大阪メトロは2024年までに15駅を全面リニューアルするらしい。300億円投じて順次改装するらしいが、そのデザイン案が「マジで?」っていうかんじ。心斎橋駅の布地をイメージしたというテキスタイル調、谷町四丁目は秀吉の金の茶室をイメージしたデザインなどはもはやギャグとしか思えない。淀屋橋は「歴史」、天王寺は「空」、堺筋本町なんか「船馬町人文化」だぞ。コンセプトも新大阪駅は「近未来大阪の玄関口」で中津駅は「プレゼンテーション」、本町駅は「クロスオーバー・ポイント」。もはや何のこっちゃよくわからん。
1933年にできた心斎橋駅を始め「世界に恥じない地下鉄駅をつくる」と意気込みが感じられるのだがね。淀屋橋、本町、北浜あたりにはまだまだ大正や昭和初期建築の素敵なビルが未だ健在で、中は少しリフォームしてギャラリーやカフェ・ケーキ屋、ワインハウスなどになっている。大阪メトロ、この駅リニューアルは100年後も「素敵だ」と愛されるデザインだと思ってるのかな。その辺りがちょと聞きたい。
JR大阪環状線も負けていない。
サンリオとタイアップして「ハローキティ環状線トレイン」を走らすそうだ。訪日外国人観光客はキティちゃん好きとか知名度あるだろうからって安易に飛びついてないか?阪急京都線の「京とれいん」とはえらい違いだな。
環状線鶴橋駅。ホームに焼肉の香り漂うこの駅直結のブックオフが知らん間になくなってた。この店は駅前とかどころではなく改札口から直結。確かJR大阪駅桜橋口付近にも改札直結の施設があったけどあれはまだあるのかな。
JR大阪駅の工事中はまるで迷路だった。上の改札出てしまったら谷町線に行きたくても阪急に行きたくてもぐるぐると。地上からヨドバシカメラまで行けない人もいた。グランフロントやうめきた広場なんてどう行くのが一番早いかちょっと考えた。そりゃ観光客のみんなスマホ見ながら歩いてるわけだ。
施設をリニューアルしたりするのはいいけどさ、名称変更するならもう少しわかりやすいのにしてね。じゃないと道聞かれても「それってどこ?」って地元人でも首かしげちゃうよ。
阪急とか大丸と阪神とか短いので慣れてるんだからさ。エスト、ファイブ、ナビオなんかに比べ未だに「茶屋町アプローズ」とか「ブリーゼブリーゼ」なんて知名度低いもん。
今度オープンした弁天町の温泉テーマパークは「空庭温泉」だってね。「スカイビル」にある「空中庭園」とかと同じく、何のどんな施設なのかわかりやすくていいよ。
ネーミングってそんなもんだ。
あっそうそう、次の元号が発表されたね。
「令和」かぁ。
いいじゃない。うん、いーネーミングだ。
なんかすでに「命令の“令”」じゃないかと文句垂れてる人もいるらしいけど、この字は「令嬢の“令”」です。こんな人は何に決まってもゴネるんだからほっておくに限るな。
ところで英語表記(ローマ字表記)は“REIWA”なの?“LEIWA”なの?
“L”なら小文字にした時「leiwa」になって“1”と紛らわしい。そう考えると「reiwa」なのかな。
4月1日はエイプリルフール。
嘘をついてもいい日だ。
だけどさ「フェイクニュース」蔓延してる今、下手なこと書いて「騙された」「信じてしまった」ってなってもなぁ。明らかに「嘘」とわかるようにしたつもりでも、下手すりゃたたかれ、炎上する油断ならない世の中。いや、世知辛い世の中だ。滅多なことは言えない書けない。そんなこと気にしてたら「4月馬鹿」なんて楽しめない。
もともと日本では人に嘘つくことが「悪」とみなすし、民族的にもジョークは通じない人種。
日本人には合わない文化なのかもしれない。
コンプライアンスとかやらで「これ(この文)はエイプリルフールネタです」とわざわざ表記してまでSNSで発信するのも面倒くさいしね。
それでも何社かはチャレンジしてたようだ。
腕時計のセイコーは文字盤がせんべいになった限定版を
さすがにこれを本当に発売モデルとは思わんだろう。
いや、わからんぞ。日本伝統の食文化と日本が誇る精密機械の融合とか早合点してリプライされるかもしれない。
某すしチェーン店は「さらざんまい」。
「皿三昧」なのか「皿3枚」なのかはわからないが、なぜかイケメンアニメキャラと融合。
潰しやすいペットボトルのいろはす。
何味が出ても驚きはしないが、これもそのうち本当に商品化されるかもしれない。
カレーは飲み物ですっていう言葉があるから下手にカレー味とかは信じられてしまうから安全策に出たな。
結構受けたのがケンタッキーフライドチキン。
ホームパーティで「俺これ持ってきた」と出されたら嫌だなぁ。
骨の周りの肉って上手いから、チューリップとか手羽先とかやげん軟骨とか結構しゃぶってしまうのだが、骨だけってのはなぁ。でも犬とかは喜びそうね。
他にもいろいろあるんだろうけど、今年の4月1日は新しい元号のニュースで溢れてたからな。
そんな時「エイプリルフールです」とか言われてもね。
発表を待ちわびる報道陣の前に颯爽と登場した菅官房長官が、「これが新しい元号です」と手にした紙に『地球』とか『賀正』とか出したらびっくりするだろう。いくら「これはエイプリルフールネタで本当は・・・」とだそうにもすでにネットニュースに流れたりしてね。ゴールデンボンバーなんてもう仕方がないから「いいやこのままで」ってなってたかもしれない。
すぐ「海外では」っていう奴ら(出羽守というらしいね)はどう反応してたんだろう。奴らは今「令和」についてやたら否定的だが、もし官房長官が当日これやってたらどう反応してたんだろうか。
海外ではこう思われてる、海外ではこう反応されてると、やたらと海外基準に日本を見るこの出羽守。奴らは無理やりこじつけ論でこの新しい元号【令和】は「右傾化を映し出してる」なんて言ってる。たった二文字からいろいろ読み取れる奴らに是非やってほしかったなぁ。エイプリルフール元号フライング発表。『勝訴』なんてのでもよかったかも。
令和。
まだ馴染まないけど(っていうかまだ始まってないけど)、いい元号だよ。
何をケチつけてんだか。
第91回春の高校野球甲子園大会。通称選抜甲子園。
東邦高校が優勝した。
おめでとう。
東邦高校は春のセンバツ大会30回、夏の甲子園17回出場の超名門校。春の優勝は30年ぶりで5回目の優勝(これで春最多優勝校になった)。30年ぶりってことは平成元年の1898年にも優勝してるってことだから、平成の最初と最後の優勝校ってことだ。
習志野は、今大会が始まる前にお客様との会話で甲子園の話題になって、私立校の強みと公立校のデメリットなんか喋ってる時に「あそこも市立やで」って教えてもらってビックリした。
宦官贔屓じゃないけど、広大な予算と充実した環境。専用球場とか最新器具・設備の整った練習場、部員の収集が幅広くできる私立強豪より、何かと規制の多い公立校を応援してしまう。
実際公立校は市や県の教育委員会の指導のもと練習時間の制限(夜19:00まで)とか、グラウンドはサッカー部やラグビー部、陸上部と併用とか、部員は周辺の中学卒業生だ。だから公立校が強豪私立校を破ると歓喜してしまう。
その習志野の快進撃。ついつい応援してしまったよ。
1回戦の星稜戦ではサイン盗んだの盗んでないだの騒ぎがあった。4回表の習志野の攻撃の際、星稜のキャッチャーが習志野の二塁走者に不審な動きがあると主審に告げた。審判団は協議したがスルー。星稜ベンチに注意するわけでもなくすぐプレー再開、どうせ奴らは見えてなかったんだろうな。こんな時こそビデオ判定だろうよ。
試合後に星稜の林監督が習志野高控え室に直談判に行ったらしいが、このことがいかにも悪人のように報道されてる。マスコミも酷すぎるが、スルーした高野連や大会運営もひどいな。騒動を起こしたってことで星稜・林監督に謝罪までさせてる。NGTの運営みたいだな。事なかれ主義の頭の固い高野連のやりそうなことだ。習志野小林監督が星稜林監督に「星稜さんもやってるでしょ」と言ったとか言わないとか。事実は結局闇の中・・・。
美爆音と呼ばれるほどの習志野校ブラスバンドの応援は、「うるさい!」とクレームが入った。甲子園球場付近の住民からだそうだ。それ絶対ありえへんやろ。普段から馬鹿騒ぎする阪神ファンや、もう何度も高校野球選手権大会など経験して騒音には麻痺してる甲子園近隣住民が「うるさい!とクレームを出すとは思えないので、多分球場に来てた他の観客が、名を騙って通報したんだろう。
習志野高校の吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクールや全日本マーチングコンテストなどで連続出場してる名門で、歴代成績でも全国トップクラスだ。148人の部員による甲子園の演奏の迫力は「美爆音」ってネーミングしてるが所詮「爆音」だ。他の高校の吹奏楽・マーチングバンドよりはかなりうるさいのだろうね。
一方の東邦も吹奏楽(ブラスバンド)部は全国大会常連校の名門。
野球部の選抜決定前にすでにアメリカでのコンサート遊演が決まってて、甲子園には準決勝まで残っていないと行けれないことがわかってた。そこで愛知近隣の高校に応援を頼むも断られ(そりゃそうだろ)、大阪桐蔭にダメ元で依頼。大阪桐蔭ブラバンも全国大会常連校。野球も甲子園常連校っていうか強豪。いつも甲子園でブラバン応援が鳴り響いてた。その大阪桐蔭野球部はまさかの春選抜出場できなかった。快く大阪桐蔭吹奏楽部は東邦の応援をOKしてくれたってのが大会前に報道されてた。いい話だね。
その大阪桐蔭ブラスバンド部120名の応援の甲斐あって、東邦は無事準決勝進出。
フロリダのディズニーワールドやユニバーサルスタジオなどでのパレードなどを終え、30日夜に帰国した東邦マーチングバンドの面々は甲子園に駆けつけ、準決勝からは東邦ブラバン選抜34人も合流しての迫力の演奏。大阪桐蔭とのれん数は3月17日に一度合同練習して以来だという。大阪桐蔭のメンバーは東邦のキレッキレの動きしながらの演奏もコピーしてた。さすが名門。
決勝では習志野148人対東邦・大阪桐蔭154人のブラバン対決。
野球の試合もそうだが、これも迫力あっただろうな。応援合戦っていうのにふさわしいか。
ここまで書いててなんだが、吹奏楽、ブラスバンド、マーチングバンドと色々表記してるが、違いはそんなにない。この際細かいことは無視してくれ。他にもシンフォニックバンド、ウインドオーケストラ、各校によってまちまちなのよ。
結果は6-0東邦の勝利。
習志野の飯塚くんは連投疲れかな。東邦の石川くんも連投疲れだろうけど、決勝戦は大活躍。2ホームランを放ち6回に安打無失点の好投。彼は大谷のような二刀流もいいのではないかね。
打撃センスのいい投手というのは多い。
桑田(巨人)は清原がいなければPL時代4番を打ってたはずで、実際プロでも投手最多本塁打を打っている。古くは西本(巨人)なんかもバッターとしてスカウトに上がってたし、イチローや松井稼頭央もピッチャーではなく野手(バッター)としてスカウトされたんだからね。あの王貞治も早稲田時代はピッチャーだ。他にも投手出身で名バッターってのは結構多いのよね。
この春から始まったNHK朝の連続ドラマ「なつぞら」(主人公:広瀬すず)に出演してる山田裕貴も東邦出身なのね。彼はV6の井ノ原くん主演の「特捜9」で、熱血がゆえに先走ってしまう若手刑事を演じてたのが記憶に新しい。ちなみに彼の父親は広島カープ一軍コーチの山田和利氏。
大好評のまま終了した前の朝ドラ「まんぷく」で、主演を演じた安藤サクラの父、奥田瑛二も東邦出身なのね。
伊武雅刀も実は東邦出身だ。
元阪神・掛布の出身校でも有名な習志野は1967年と1975年の夏の甲子園で2度の全国制覇を成し遂げた名門校だが、千葉県は関東勢唯一平成での優勝経験はない県だ。
平成だけに限って見れば、
東京では帝京が平成元年の夏制覇、4年春、7年夏と3回制覇。日大三高が13年夏、23年夏制覇。早稲田実業が18年夏制覇。
埼玉県は浦和学園が25年春、花咲徳栄が29年夏に優勝。
神奈川県は平成10年に横浜が春夏連覇し18年春も優勝。東海大相模が12年と23年の春、27年の夏に優勝してる。
茨城県は常総学院が13年春、15年夏に優勝。
栃木県は作新学院が昭和37年春なる連覇以来の平成28年に夏大会で優勝を果たした。
群馬県は11年に桐生第一、25年に前橋育英が夏を制覇している。
だから結構期待されていたのだが、残念。
愛知県は大会前は、中京大中京が133勝、東邦が78勝、愛工大名電21勝などだったが、準決勝で東邦が明石商に勝った時点で甲子園春夏通算300勝達成(春170勝、夏130勝)。最多は大阪の375勝(春203勝、夏172勝)。
さらに東邦は決勝戦で勝利し春の選抜大会通算勝利数が56になり、中京大中京(55勝)を上回って春の大会勝利数単独トップに立った。(3位は48勝の県立岐阜商とPL学園、5位は龍谷大平安42勝(通算61))
なんかすごいなぁ。記録がどんどん更新されていく。
全然話変わるけど、甲子園を舞台にした漫画といえば?
ある人はドカベンや男ドアホウ甲子園、ある人は巨人の星だったりルーキーズだったり
最近なら大きく振りかぶってやダイヤのA、いろいろだろう。
従来のスポ根と呼ばれる汗臭いもの、泥臭いもの、努力、根性、血の出るようなトレーニング、さらに女なしという一切の定石を排除した野球漫画、ある意味「金字塔」のニュー野球漫画の世界を切り開いたあだち充氏。彼の描いた「ナイン」「タッチ」「クロスゲーム」などは名作だ。
アニメ化され伝説ともいえるヒットとなったタッチ、その続編とも言える「MIX」が今連載されてる
そのアニメに、なんとまぁタッチのヒロイン浅倉南をネタにしたギャグでブレークしたいとうあさこが、アニメキャラとなって毎回登場するらしい。すごいクロスオーバーだな。漫画には登場していなかったキャラだが、一体どこでどう登場してくるのだろう?
うーん、見たいような見たくないような・・・。
微妙。
ついでに言えば甲子園のスコアボードのビジョンは今年リニューアルされ、かなりワイドで鮮明で綺麗になった。
今年は是非球場に行こうっと。
世の中のおっさん&ジジイたちよ。
お前たちは何やってるんだい?
酒を飲んで暴れる。
アクセルとブレーキ間違えて店に突っ込む。
スーパーとかでごちゃごちゃとクレーム入れる。
まぁ大人の醜さをよくもさらけ出して平気だな。
そのくせ「今の若いもんは」などというから余計タチが悪い。
今の若者はお前らみたいなおっさんやジジイを見て育ってるからそうなってるんだよ。
少しは若者の手本になることしろよ。
そのくせ何かにつけて若者をダシにする。
「未来の若者にツケを残さないために」とか「子供達の未来のために」って。
もう十分お前らのせいで若者はとばっちりくらってることわかってるのか?
大義名分で、思ってもいないことを口に出すのはやめようや。
本音を言えよ。
ただ、「わしは納得いかんのじゃぁ」と。
誰も相手にしないからさ。
新しい元号が決まったら文句を言う。じゃぁなんだったらいいんだ?っていうかお前それ決めれるとこにさえ入れない身分ってことわかってるのか。年功序列で生きてきた世代だろ?身をわきまえろよ。
新しい元号「令和」について安倍総理がコメント出した事にでしゃばりだと言うバカなおっさん政治家もいる。日本の総理が我が国のこれからの元号について語って何が問題だ?なのに関係ないのにわめいてる。これはとても危険なことですと。岡田よ、自分で言ってて恥ずかしくないのか?鳩山よ、お前もう何がしたいのかわからんのやろ。
他にもこの文字はどうだとか、右傾向が始まるとか、ナンチャラカンチャラいちゃもんつける文化人。そのほとんどが肩書きだけはご大層だが、所詮もう耄碌しかかった老人。お前らはいったいどの時代を見て批判してるんだ?
っていうかマスコミももうこんな奴らの戯言取り上げるな。
ご注進か?大きなお世話だ。
内田裕也のロックンロール葬がとか、ショーケンのダンディズムがとか相変わらず報道してるが、それと一緒にピエール瀧の仮釈放の報道してて矛盾感じないのか?お前らの尺度はなんだ。
特に最悪なのは「世界的に見て」とか「世界ではこうだ」とか書いてること。
あれ何?
それ鵜呑みに信じてる奴いるのか。
この国の歴史と文化と同じ国はないのだから、わざわざ他の国を引き合いに出してきて何がしたい?
老後(年金)が充実してる国ランキングで日本はこんなに下だとか書いてるけど、上位の国は働いてる時にはバカ高い税金取られてる国だぞ。
住みやすい国ランキングでは日本は何位とか書いてるけど、日本ほど住みやすい国ないぞ。もちろんどこの国でも住めば都。住んでりゃ慣れるしもともと住んでる人はそれが当たり前になってる。住みやすいの基準自体が曖昧なのに何言ってんだろう。
治安がいいの?人口が少ないのがいいの?物価が安い?税金が安い?物がある?仕事がある?教育が受けられる?戦争がない?男女差別や人種差別がない?何を基準で住みやすい国?
夜中にも店が開いてて、商品は揃ってて、それほど高い値段で売られてるわけでもない。市街地の道路には灯がともり、民家が周りにないところにある自動販売機が壊されることもない。教育も受けられ、給食が食べられ、識字率はほぼ100%で、進学も就職も身の丈ならどのみちも可能だ。特定の宗教に偏ることもなく、特に差別もなく、男尊女卑や封建も緩やかになった。
こんな我が国と他のどこの国を比べて嘆いてるのだ?教えてくれないか?
テレビにクレームを入れ、政治家の発言にクレームを入れ、教育にクレームを入れ、そこらのスーパーでクレームを入れ、暇なんだなぁ。年金暮らしで他にやることないのか。それとも過去のキャリアを自慢したいのか。気づけよ、お前の時代はもう終わったんだということを。そうでなければボランティアでも、青少年育成活動でも、地域振興でもいいからやってみな。
お前らが生きてきた昭和、平成がもう直ぐ終わる。
戦争と災害と復興
貧乏と高度経済成長と格差社会
戦争教育と偏差値教育とゆとり教育
ゲバ棒とヒッピーとギャルとニート
いちご白書と三無主義と学級崩壊
集団就職と転職の自由と非雇用派遣
闇市とモノ余りの消費社会
フォークギターとウォークマンとバイクと車
アナログからデジタル・・・
お前たちが通ってきて、お前たちが作り上げてきたもんだろ?
勝手に「もうついていけない」なんて嘆くな。お前たちが勝手に「取り残されていく恐怖」にかられてるだけだ。その腹いせのように鬱憤ばらしをそこらでするな。頼むからやめてくれ。
最近、あまりにも我が国を貶める老人の発言と、それを正当化するような報道がはびこってる。街では暇を持て余した老人たちが暴走してる。
これからの高齢化社会を考えると、とてもブルーである。
でも、助けはしないよ、自分で這い上がってくれ。若もんだってもがいてるんだからさ。
お金。
世捨て人とか悟りを開いた人でなければ、誰もが欲しいものだろう。俺は欲しいぞ。
「お金で買えないものもある」は正論だが、「お金がなくては買えないものがる」のも正論だ。
日本銀行券、いわゆる日本のお金ね。
この日本の紙幣(及び500円玉)デザインが2024年をめどに刷新されるらしい。
10000円札が渋沢栄一、5000円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎。
人選をとやかく言う気はない。松下幸之助や小林一三、岩崎弥太郎、吉田茂・・・。誰を選んだところで、「なんでその人?」っていう人はいるし、「誰それ?」って人もいるだろうからね。人によって知ってたり知らなかったりするこの3名については、それぞれの功績なんかを含めこれからメディアがこぞって伝えてくれるだろうから、それで知ればいい。ちなみに渋沢さんは中之島公会堂の建設や東洋紡(旧大阪紡績)、京阪電鉄など大阪にもゆかりのある人だ。っていうかかなり経済界に幅広く功績を残した人らしい。
聖徳太子の一万円札で育った俺には、福沢諭吉になった時には違和感あった。今はもう慣れたが相変わらず俺の財布には住み着いてくれない。それは伊藤博文や岩倉具視も新渡戸稲造も樋口一葉も野口英世も夏目漱石も、俺は好きなのにどうも向こうは嫌いみたいだ。すぐ出て行ってしまう。今度の三人のデザインもすぐ慣れるだろう。今度は俺と仲良くしてほしいなぁ。
ネーミングだとか政府や行政がやることなすことにケチつける人(つけなきゃ気が済まない人)がいるけど、今度のお札デザインもあちこちで騒がれそうね。
だって、デザインめっちゃダサいもん。
パッと見たら「アジアのどこかの国の紙幣か?」と思ってしまったよ。
いや、裏面の藤の花(5千円札)や葛飾北斎の富嶽三十六景(千円札)とかはいいのよ。肖像画は見慣れないから違和感感じて当たり前だが、このダサ感はどこから醸し出されるのだろう。
なんでダサく感じるのかなぁと思ったら、1000とか10000とか数字のフォントがダメなんだ。厳かでない、仰々しくない。千円とか壱万円って漢数字が小さくなってるのも余計強調してる原因か。
円ではなくバーツとかウォンとか書かれてても違和感のないダサさ。いや、アジア諸国のお金がダサいと言ってるのだはない、日本の紙幣らしくないのだよ。グローバルがとか思って数字をこんなフォントデザインにするのなら、いっその事、大きさをユーロやドル紙幣みたいにしたらいいのに。
まぁそうなるとまた自販機がついていけなくなって、二千円札みたいに流通しなくなってしまうのだろうけどね。でもさ、今の日本の技術でそんなに難しいことじゃないと思うんだけどね。だって新しいデザインの千円札や一万円札には簡単に対応したじゃない。大きさ?それもあんまり関係ないだろう。聖徳太子の壱万円札は大きかったもん。
ちなみに二千円札は流通量が少ないのと、あまり使われないからか紙幣の傷みも少ないってことで、今回は刷新されないそうだ。
全く大阪では見なくなった2000円札だが、沖縄ではまだまだ流通してるそうだ。ニュースで初めて知った。そういやあれは沖縄サミットに絡めて発行された紙幣で、肖像画じゃなく守礼門がデザインされてるよな。
自動販売機とかが対応できなくて、沖縄以外の国内では流通していない二千円札。今の若い人はほぼ知らないのじゃないかな。旧500円札とかと同じく2000円札をコンビニとかで若い店員に出したら「ニセ札だ!」って騒がれそうだ。
ちなみに一番二千円札が流通してるのはどこかというと、実は海外での両替。以前サンフランシスコから帰ってくる時、ドルを日本円に両替したら全部二千円札にされてしまったよ。
まぁ、お金というものはお札のデザインが変わろうが、額面の価値は変わらないものだから、二千円札だろうが1万円札だろうがいいんだけどね。でもね、1万円札なら一枚で済むところが2000円札だと5枚になるからかさばるのよ。SFCからの飛行機内でパンパンになった財布のせいで座り心地が悪かったっていうよりほとんど封筒に入れて胸ポケットに入れていた。税関よくスルーできたな。
この2千円札を給与袋(手渡しだったのよ)に入れて渡してみようと思ったが、絶対不評なのは目に見えてたのでやめた。帰国翌日には速攻銀行で入金(すぐ換金)してしまった記憶がある。
かさばるといえば韓国のウォンもそうだな。
ショー開催と講習の依頼で初めて韓国に行った時、勝手が分からず10万円ほど両替したら100枚の1万ウォン紙幣。さらに細かく両替したら・・・。一気にお金持ちになった気がするが、一緒なのよね。
しょうがないから同行したスタッフに「両替したろか?」とか言ってみたんだが、「両替はしてきた」って無下に断られた。そりゃそうだわな。仕方がないから、ちょっと前に観た映画(確かジョニーデップが麻薬王かなんかになる映画だった気がする)のように、20枚くらいをくるくる丸めて輪ゴムで止めて立ててキャリーバッグに入れておいた。
そして招待で呼ばれてるので、移動費、食事代、いわゆるアゴアシほぼ先方負担。ってことで俺がお金(紙幣)を使ったのは南大門や東大門の店で買う時と、夜にバーで飲む時くらい。結局大量のウォン紙幣はほぼそのまま関空でまた円に戻った。ただ為替手数料を損しただけだったな。
その韓国では今度の日本紙幣に渋沢栄一が使われるのが嫌みたい。本当に嫌がってるのかどうかはわからないが、メディアお得意のご注進報道ではそうらしい。
以前韓国(朝鮮)が日本と併合した際にも彼は色々活躍したらしい。日本が朝鮮半島で行った多大な経済活動を、侵略・略奪と捻じ曲げて解釈する教育自体が問題だが、朝鮮最初の紙幣にこの渋沢さんが使われてたらしい。
それで「日本政府が今度の紙幣に渋沢栄一を使うのは、我々への挑発だ」とか「過去を否定する安倍内閣の陰謀だ!」って。厨二病か?これを本当に言ってる奴がいるとしたらその人は、もう一度自国の経済の歴史を勉強し直して欲しいものだ。
そう考えたら旧千円札は伊藤博文だったが、あの時は気にならなかったのか?初代韓国総監である彼を銃で撃った安重根は今や韓国では英雄扱いらしいが、所詮テロリスト。その伊藤博文デザインの千円札はどうしてたんだろう。まぁ、どうでもいいけどさ。
今回のデザインがダサいのはやっぱり、キャッシュレスとかに移行させようってのもあるのかね。
クレジットカードだけでなく、paypayとかなんとかマネーとか、キャッシュレスの波がどんどん押し寄せてきてるが、現金商売の方が安心で安全だと思うのだけどなぁ。ビット何ちゃらとか仮想通貨みたいにネットに入り込まれて盗まれたり、高騰暴落もしたりしないしね。
それに高齢化社会がこんなに進んでるのに、キャッシュレス。老人たちはついていけるのか?そのうち年金は電子マネーでとか、介護保険はポイントでって時代が来るのかな。それはそれでなんか嫌だな。
元号が変わることでも発生したが、今度の紙幣デザイン変更でも各地で詐欺とかトラブルがありそうだな。
日本の紙幣は海外でも有数の複雑なデザインで、ニセ札が作りにくいようになっている。特殊なインク、精巧なデザイン、エンボス、ホログラム。なんと今度の紙幣には世界初の3D画像が回転するホログラムが採用されるらしい。
でも、出回り当初はスキャナーやコピー機で作ったニセ札が出回りそうね。だって本物がどんなのかまだみんながわかってないんだもの。番号も10桁になるらしい(今は9桁)が、適当な番号付けられた網抜けないしね。
海外みたいにこそっとブラックライトあてたらわかるのかな。アメリカで100ドルのピン札出すと必ず念入りにやられるが、流通開始当初は結構レジ苦労しそうね。
今のコピー機で今のお札をコピーしようとすると停止する機能が付いてるだけど(本当)、新しい紙幣にも対応できるのか?どうやって識別してるのかは不明だが、事前に渡されて「これが複写できないようにしろ」ってやるのかな。いらん心配か。
平成から令和、2020東京五輪や2025大阪万博(なぜエキスポとは言わないのか不思議)、訪日観光客の増加、外国人労働者(研修者)の受け入れと移民問題。キャッシュレス、そしてこの紙幣デザインの変更。あまりにも
目まぐるしくていろんな弊害があちこちで起こりそうだ。
まぁ、経済界はそんな庶民がことなんか御構い無しに、「それが発展だ」と勘違いしてどんどん進めるんだろうけどね。今度の一万円紙幣の渋沢栄一もその一人でもあるもんな。
統一地方選挙(前半戦)が終わった。
まぁ駅前の賑やかだったこと。不思議なんだけど、選挙前はあれだけ「お願いします」と声を枯らして言っておきながら、選挙後当選しても誰も「ありがとうございました」ってやらないよね。やっちゃダメなの?
他の地方のことはよくわからないが、大阪は維新の会の圧勝だった。
選挙前にお客様から「どうなると思う?」ってよく聞かれたが(接客業は政治と宗教の話は本来タブーです)、「維新の圧勝でしょう」と言ってたので予想が当たってちょっと嬉しい。
大阪知事の松井さんが大阪市長になり、大阪市長の吉村さんが大阪知事になった。数年前の橋下さんが知事を辞めてめて市長になった(その時知事になったのが松井さん)時とは勝手が違うのだが、とにかくクロス戦は無事完了。まぁ二人とも大阪では圧倒的に知名度が高いし、対立候補がよくわからん人だったせいもあるな。
どちらかと言えば悪人顏の松井さんは、ダウンタウンの二人のおかげで(御堂筋パレードとか)好感度が増したんではないかね。
大阪知事選で吉村氏の対立候補で出てきた小西さんは101万2000票も差をつけられ玉砕。大阪市長選で松井氏の対立候補で出てきた柳本氏は18万4000票差をつけられた。自民民主国民さらに公明党や共産党まで乗っかってこの有様。数年前の大阪都構想住民投票の際にたった1万票さを「維新大敗!」って報道しまくったメディアは今回の件をどう報道する気だったんだろう。お得意の「えっそんな事あったっけ、忘れちった」攻撃かな。
共産党なんて悲惨だな。志位委員長も大阪w選挙を「党利党略選挙だ」と批判し、「維新はもはや死に体だから悪あがきしてるんだ」と快晴のいいこと言ってたよね。「都構想ストップ」「カジノ構想ストップ」を大義名分にしてたけど、今回共産党が支持した小西元副知事は、都構想には反対してたがカジノ構想には反対していない人なのよ。不思議だなぁ。
大阪市長選の柳本氏も無所属で立候補したからと共産党は支援をしたが、元は参院選自民党候補だった人だよ。維新に勝つためなら誰とでも手を握る。もはやなりふり構わずなんでもありかよって感じだったがどちらも見事にこけたな。
府会議員選挙も維新が過半数獲得、市議会議員選挙も過半数には届かなかったが、あと2票ってトコなんだから十分な成果ではないかね。それでも朝日と毎日は「維新、過半数届かず」って書いてるから不思議。メディアは公平に報道しようよ。
府議会選で維新は51議席を獲得。選挙前は40議席だから11議席も伸ばしたんだよ。しかも31ある「一人区」で自民党候補をことごとく撃破してるんだからかなりのものだと思うよ。ちなみに自民党は告示前24議席を9議席減らして15議席。公明党と同じ議席数だ。しかも府議団幹事長の人まで落選してるから結構ダメージきついよね。
大阪市議会議員選挙は定数83議席(なぜか3議席減った)のところを、維新が40議席獲得。数字だけ見れば毎日や朝日が書くように過半数獲得できなかったのだが、そもそも一つの党が独占してるほうがよくないんだからさ。さらに分析して言えば、市議会選は選挙区が24区に分かれ定数2-6議席で争われる(定数の計算方法はちょっと理解不能)。それなのに各区で現職は通るは新人(11人)も通ってるんだからさ。たいしたもんだよ。
それでも朝日新聞は「民意を得ず」なんて書いてる。どこのどの数字でこんな記事が書けるのか不思議だ。
朝日はW選挙を共産党と同じく「奇策だ」と書き、沖縄の辺野古埋め立てについての県民投票は奇策じゃなく民意だと報道する。
共産党は結構悲惨。今回の市議選では9議席を4議席にまで減らした。まぁ当然と言えば当然である。
だって共産党は選挙カーや街頭演説でも、常に「安倍政治がどうちゃらこうちゃら」って言ってたもん。
知事選も市長選も安倍内閣とは関係ない。ましてや府議や市会議の選挙に消費税増税反対とか憲法9条改正反対とか入れられてもなぁ。国政と府政や市政を一緒くたにされてもなぁ。共産党の市会議員は市議会でも「消費税NO」とか「戦争する国づくりの反対」とか言ってるのだろうか。地方に決める権利ないっての。
まぁ共産党って常に自分たちが正しく、他の政党のやることはすべて間違ってるって考えの党だからな。でもここまでなりふり構わず惨敗しても志位委員長って進退伺い問題出ないのね。まるで北の某国みたいだね。
共産党は「国民の声を聴け〜」とかよく言うが、その府民の声とやらは共産党は聞こえているのだろうか。
朝日新聞と共産党ってなんか似てるよね。
ってここまで読んだら「こいつ、維新の会支持者か」と思われそうだが、違います。贔屓政党や立候補者選びは毎選挙ごとに変わります。
橋下さんが「勉強会」を立ち上げた時には参加したのだが(なぜか受かった)、今は全然関係ない。っていうかその時でも維新崇拝者でもない。だからどこかの選挙事務所の手伝いをすることもないし、ビラを駅前で配ったりもしない。する気もない。
大阪都構想は賛成か反対かと聞かれたら「どっちでもいい」か「どうでもいい」が答え。
大阪市と大阪府の二重行政による無駄ってのは無くした方がいいと思う。無駄な建物や無駄な予算の使い方は反対だが、府政と市政は別物だと思うし小回りがきかないのもなぁって思うもの。
さらに言えばと構想の区割り案がちょっとね。大阪市を東京23区のようにするというのなら別に統合する必要もないと思うのだけどね。統合した方がいい区や再編すべき区があるのなら別だがね。ただ単に区長も選挙で選ぶとかでもいいんじゃないの?
もともと大阪城の敷地が大阪市。秀吉が大阪城を作るまでは本願寺の敷地だった。その太閤さんの時代から続く江戸(東京)嫌いが今も大阪市民に根強くそのまま残ってる。
永谷園のおまけでついてた安藤広重の浮世絵カードのおかげで、東海道五十三次だと思われてるが、あれは京の三条大橋まで。そのあと宇治や枚方など経由して京橋まで続くのだよ。大阪から京橋通って京都まで行く道が現国道1号線(姫路まで行く道が国道2号線)なのだよ。
江戸時代はたった300人の武士で管轄していた大阪城下。だから商人は自分たちで橋をかけ、道(水路)を整備し、天下の台所/商人の町と言われるまで発展させた。ここら辺が小田原城以北の荒地の関東平野を切り開いて作った江戸城下とはちょっと違うのよ。徳川家、いわゆる幕府管轄でどんどん広げて作っていった江戸=東京都23区と大阪城下=大阪市ではね。江戸の工事費用はすべて各藩から財力を削ぐ目的で徴収したが、大阪は独自(商人などの援助)で工事したからね。
まぁ、サミットだ、万博だ、カジノだ、都構想だ何やかんやとこれから騒がしくなる大阪。予算はさすがに大阪の税収だけではどうにもならんやろ。
さぁこれからどうなるんでしょうね。
4月12日から始まったインハンド。
これはかなり面白いドラマだ。
寄生虫や感染症という一般人には馴染みの薄いものをメインにしたドラマなのだが、わかりやすく&テンポがいいので全く問題なし。朱戸アオさんの漫画が原作だということだが、1クールドラマ化されるほどの話がまだないから(現在まだ1巻しか出てない/関連本がもう1冊あるが)、ドラマはほぼオリジナルストーリーになるのだろう。
主演は山下智久。山Pね。
彼の演技はいいね。古くは「ドラゴン桜」や「クロサギ」、そして「野ブタ。をプロデュース」。表情をあまり変えずぼそぼそと語るようにセリフを言うのが彼の特徴。
「コードブルー」シリーズでは脳外科医&フライトドクターだったが、今回は天才科学者。科学者や物理学者っていうのは研究にのめり込むあまり、周りのことを気にしたり一般常識など「それ何?」って感じな人が多い(あくまでも俺のイメージ)。悪く言えば変人。この変わり者の天才科学者を山下智久が演じているのだが、いやぁ、いいね。すごく似合ってる。自らを「天才」というのだが、本当にそう見えるからね。さすが明治大学卒。(ジャニーズって高学歴多いよね)
彼が演じる天才科学者紐倉哲(ヒポクラテスのもじりか?)は右手が義手。マサチューセッツ大学背作った最新鋭の義手はなんかかっこいい。っていうより、このロボットハンドはドラマ用に作ったの?今の義手ってこれくらいの動作ができるレベルなんだろうか。ちょっと寺沢武一さんの漫画「コブラ」のサイコガンみたいでかっこいいぞ。
外務省を追い出され内閣官房サイエンスメディカル室に移った菜々緒。室長の光石研を筆頭に、もひとつやる気のないお飾りお役所部屋で、同僚の藤森慎吾(オリエンタルラジオ)も厚生労働省を追い出されたみたいだ。で、このメディカル室に、ある病院の内部告発文が届き調査を始める。感染症菜々緒はこのあたりの設定は「トリック」(阿部寛/仲間由紀恵)や「ガリレオ」(福山雅治/柴咲コウ)なんかにも通じる王道パターンだ。
この菜々緒がいい。今まで彼女の演技に大した興味もないし、うまいと思ったこともない。役柄も「BG〜身辺警護人」(キムタク主演)や「リーガルV」(米倉涼子主演)とか、またこれかってくらいパターン化されてたが、今回の菜々緒は一味違う。ちょっとコメディタッチの入った演技が必要なんだが、実にうまい。彼女ってこんなにも「間」のとれる女優だったんだ。
山Pに協力を依頼したはいいが、変人ぶりに振り回される菜々緒。パスポート剥奪された山Pに古巣の外務省に掛け合ってなんとかするとか言ってなんとかマウンティングとろうとする菜々緒。(しかも最終的に渡したのは赤でも青でもなく緑のパスポート)
大蛇にもビビらない菜々緒。ドSな発言や行動とのギャップで随所に見せるコミカルな演技やセリフ。新しい菜々緒がこのドラマで誕生した気がする。かなり大げさだが、本当にそう思う。
そして濱田岳。
今回の役どころは第1話で心筋梗塞で運ばれてきた患者の容態に感染症では?と病院長(正名撲蔵)に進言するも、隠蔽されてしまう救命士。それで先の内部告発文を送るのだが、それが10年前の厚生労働省などが絡んだ事件に関わるため、逆に病院をクビにされてしまう。そして山Pと菜々緒にひきづられるまま協力するって役どころ。
実は山Pとは「プロポーズ大作戦」や「コードブルー」で共演してる。auの金太郎で一気に全国区になり、西田敏行さんの跡を継いで「釣りバカ日誌」やってるからコメディのイメージ強いけど、今回もちょっとコミカルな役どころ。山Pに振り回される演技はさすがにうまいね。第1話の最後で山Pの研究所に助手で入ることになった下りも結構面白かった。
第1話は寄生虫による感染症・シャーガス病だとか、厚生労働省が認可したトクホ製品のせいで自殺した娘の復讐鬼になった風間杜夫とか、結構重たいテーマなんだがそれでも面白い。「気持ち悪い」と言われてもおかしくない寄生虫や感染を可愛らしいイラストで紹介したりしてるし、過去の科学者や医学者のことなんかやわかりにくい医学用語もセリフでさりげなく解説してる。
そして何よりも三人の掛け合いや演技がいいのよ。他の出演者の光石研や藤森慎吾などもね。全体にテンポがいいのよ。あっという間に1時時間、あぁ来週も楽しみだなぁって感じ。
漫画原作の実写化って、いつだって賛否両論あるけど、今回のインハンド。かなりシンクロしてると思います。
第1話を見逃した方はTVerで是非。
ストロベリーナイト・サーガ。
竹内結子のヒット作の続編で今回は二階堂ふみが主演。
亀梨くんも出るということで期待して観たのだが・・・。ダメだこれ。多分第2話からはもう観ないだろう。
人気シリーズの続編とか2とかいうのは前回のファンが安心してみれるもの。1から説明されなくても前回シリーズを見てた人はわかるし、どの人がどんな役でどんな舞台設定ってわかる。それがシリーズものの安心感。
でも、それはキャストが一緒の場合だ。そりゃもちろん一部のキャストは殉職したり転勤したり入れ替わってもいい。「相棒」とか「科捜研の女」でもそうだもの。
今回のストロベリーナイト・サーガ。前作とはもう全く別物と言っていいほどのキャスティング。
竹内結子の役が二階堂ふみで西島秀俊の役が亀梨和也。ここまではまぁいいとして、メンバーが全部変わってる。宇梶剛士の役は石倉保。丸山隆平の役は湯田康平。高嶋政宏の役は山口馬木也。渡辺いっけいの役は岡田浩暉。津川雅彦の役が伊武雅刀で、武田鉄矢の役が江口洋介。もう誰が誰なんだか最初から仕切り直し。小出恵介の役が消されてたりする。
生瀬勝久の役は今回今野広喜が演じてるのだが、彼のインチキくさい関西弁がもうダメ。完全にステレオタイプの関西弁。彼は絶対関西人じゃないだろ?
ここまでキャスト総入れ替えしちゃうなら、それはもう全く別物。
そりゃ3年B組金八先生でも毎回生徒は変わるよ。でも、先生とかご近所さんなんかはそんなに変わらないやん。あぁ今回もこの人が出てるって安心感がね。
水戸黄門でも遠山の金さんでもあるシリーズからいきなりガラッと変わったりするよ。でもあそこまで知名度高い長寿番組だと、誰が演じてても「あぁこの人はこの役だな」ってわかるもの。
今回のストロベリーナイト・サーガがなぜこんなに新キャストでやったのかわからないが、それでも内容が面白ければ心機一転見れるはずなんだ。なのになぜ駄目なんだろう。なぜ入り込めないんだろう。これだけのキャストだ。演技が下手なわけでもないし、ストーリーが悪いわけでもない。前作のイメージが強すぎるから?違和感があるから?
いや、ケイゾク(中谷美紀/渡部篤郎)とSPEC(戸田恵梨香/加瀬亮)は世界観は一緒だが別物だし、今、新シリーズでSICK'S(木村文乃/松田翔太)もやってるがキャストも設定も全然別だ。だけど面白いからこれはこれとして見れるもの。
単につまらない。画面が暗い。重い。安心感があるはずのシリーズ物なのに、あまりにも違和感がありすぎて、入り込めないまま第1話が終わってしまった。いろんな要素が詰まってるからなんだろうけど、よくわかんないや。
ただこれだけは言える。
次週はもう観ない。
ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート。
窪田正孝主演の放射線技師の話だ。
またもや流行りの漫画の実写化で、原作は横幕智裕・モリタイシの 『ラジエーションハウス』。
なんでタイトルの後にいちいち「〜放射線科の診断レポート」とかつけたのかよくわからん。流行りなの?「〜」つけるの。なんかつけて長たらしいタイトルにしたほうがかっこいいと思ってるのかどうかわからんが、前クールでは『トレース〜科捜研の男〜』とか『記憶捜査〜新宿東署事件ファイル〜』とかあったし、ちょっと前だと『DOCTORS〜最強の名医』『RESCUE〜特別高度救助隊』『Around40〜注文の多いオンナたち〜』とかね。今クールは他にも玉木宏主演の『スパイラル〜町工場の奇跡〜』や『神ちゅーんず〜鳴らせ!DTM女子〜』ってのもある。余計なものつけないでシンプルなタイトルでいいと思うんだけどなぁ。
話がいきなり脱線してしまったが、このラジエーションハウスはその名の通りレントゲンやMRI、CTなんかの放射線科(室)の話。
第1話を見終わっての感想は「なんだこりゃ?」。
いや、ほんとよくわからんのよ。憧れの幼馴染の女の子(本田翼)との再会に関するコメディ部はただスベってるだけだし、肝心の放射線検査のシーンは適当だし、病名や診断名もわからんまま、何を、何で、何がしたくてPCに打ち込んで、何を導こうとしてるのかもさっぱりわからん。
外科ドラマなら手術シーンが見せ場のように、こういう診断ものだったら検査シーンやチーム(放射線室)の人間が協力してってのが見せ場のはずなんだが、窪田君だけなんかちまちまやってるって感じ。
最近の医療ドラマによくある、ずば抜けた才能をもった医者が上司との確執や、上層部での教授とか院長の座を狙ってるゴタゴタとかに、我関せずって感じで理想の医療を極めて行くってドラマかなとも思ったのだが、そうでもないみたいだ。なんか海外で権威のある医者(博士)に認められたのを院長の和久井映見が見てスカウトしたことになってるが、いまいち凄さがわからん。
『ブラックペアン」のニノや『ドクタ−X』の米倉涼子のように「すごい!」とか「なんてスピードだ」とか「もうなんとかを切除した」とかって手術シーンがあるわけでもないからね。グッド・ドクターの山崎賢人みたいなサヴァン症候群とかみたいに膨大な知識を覚えられるとかでもないし。
なんかのドラマに似てるなぁっと思ったら、吉田羊主演の『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』に似てるんだ。吉田羊はどんな手術も成功してきて「ゴッドハンド」と呼ばれる優秀な外科医だったが、娘の事故のPSTDで幻覚を見るようになりメスを置くが、総合病院の院長・高橋克典に誘われ、手術をしないことを条件に新設の解析診断部診断医として働くって内容。
この解析診断部のメンバーが、外科医(相武紗季)救命救急医(たんぽぽ白鳥)、病理医(滝沢沙織)、神経内科医(笛木優子)。検査結果や診断データをもとに、メンバーそれぞれが自分の専門分野を活かし治療方針などをディスカッションして導く。
でも、今回の窪田くんのドラマはそうでもない。なんか勝手に窪田くんが暴走してるだけなのです。
タイトルバックやエレベーターに乗る前にメンバーが集結するところ、そしてそれぞれが机に座って黙々と自分のこと(食事や化粧やスマホ)してるところなんかは、キムタク主演の『HERO』に似てる。でも、あのドラマはキムタクが勝手に行動して振り回される相棒が松たか子(&北川景子)なんだが、今回は広瀬アリス。ちょっと役不足。本田翼が外科医ってのもなぁ。吉高由里子の検事(正義のセ)と同じくらい違和感があるなぁ。上司の遠藤憲一を始め、浜野謙太、丸山智己、山口紗弥加などメンバーはいいんだけどね。
で、2話目(4月15日放送)はもう観るのやめようかなって思ってたんだけど、もう1話だけ見てみようって。今回ダメだったらもういいやって軽い気持ちで見たんだが、ありゃま、第2話は面白かったのよ。第一話とは比べ物にならないくらい面白かった。脚本家が変わったのか?ってくらい。
第1話でのしょうもないコメディはなくなり(犬のシーンであるにはあったがそれは伏線で、本田翼の過去につながることだった)、エレベーター集結もなかった。遠藤憲一の離婚届や息子の話と、患者のシングルマザー(中越典子)と息子の話を絡めてるストーリーも良かった。
これは次回も見なくっちゃって。
ちょっと大きな病院に行くと最初に医者に問診され、詳しく検査するからとレントゲンやMRI、CT、血を抜かれたり肺活量調べられたり、次はあそこ、次はここへと別の場所に行かされ、その都度待たされ、診察が終わる頃にはヘトヘトになって、それこそ病人になってしまうくらいだ。
でも、友人(前のマンションでの隣人)が以前言っていたのだが、個人病院なら先生が全部やって判断してってなるけど、やっぱり外科と内科は違うし、皮膚科、神経科、診療内科、泌尿器とか部位によってそれぞれ専門科(医)にみてもらったほうが絶対いいとのこと。小児科とか産婦人科、眼科や歯科なんかはもちろん別だものね。もちろん検査やレントゲンなんかもね。専門技師が撮る写真とは全然違うそうだ。(さらにうまい下手がある)
昔のレントゲンはフィルムで、現像に時間がかかっていたのだが、今はデジタルでスピーディ。(今回のドラマでもちょっと描かれてた)
カルテも電子カルテで医局員や医者、看護婦、技師がタブレットで共有してる時代。だからこそ分業制の方がいいのだそうだ。
でも、よほど大きな病院とか、よほど大きな手術じゃない限り検査結果やレントゲン写真やCT画像を見て会議(ディスカッション)したりするわけじゃないからね。大抵の小規模や中型の病院では、最終判断を下すのは担当の医者。その医者が(特に外科医に多いらしいが)が変なプライドにまみれてると、いくら進言しても無視されるそうだ。俺が腕を折った時の担当外科医がこのパターンだったな。当たり外れってラーメン屋とかならいいけど病院や医者はちょっとね。
下手すりゃ命にかかわるし。
医療ミスは薬剤投与とか手術のこととかがクローズアップされるけど、それ以前に診断ミスや判断ミスの方が多いだろう。俺の親も個人病院で診察を受けた時「食べ過ぎのせい」とか言われてたが、あまりにもおかしいので大学病院に行かせたら膵臓癌だった。レントゲンとかもその時撮ったのにわからなかったのかねぇ。俺も結核と誤診されたこともあったな。
最近は警察モノと病院モノのドラマが多い。
これってやっぱりやはり一般人(視聴者)が興味あるからかなぁ。
沢村一樹なんて『DOCTORS〜最強の名医』で外科医をやり、『未解決の女 警視庁文書捜査官』(波留/鈴木京香)『絶対零度』『刑事ゼロ』で刑事をやって、今回のクール『白衣の戦士』ではまた医者をやる。4月14日に放送したアガサ・クリスティの『予告殺人』でも警部役だし、4月28日には『未解決の女 警視庁文書捜査官』のスペシャルが放送されるがもちろんまた警視役だ。白衣と警察ばかりだな。
今回の主演の窪田正孝も『ST 警視庁科学特捜班/赤と白の捜査ファイル』(藤原竜也/岡田将生)では刑事、『THE LAST COP』(唐沢寿明)でも刑事、『アンナチュラル』では医大生(UDIラボのアルバイト)、で、今回の『ラジエーションハウス』では医師免許を持った放射線技師。
放射線技師をはじめ検査技師とか薬剤師とかもっとクローズアップしてほしいなぁ。どこかの医科大学が女性はハンデがあるからみたいなことを言って入試で落としてたらしいが、外科医はともかく各専門分野の医者は女性でも全然遜色ないから公平にしてほしいな。こういったある部署(科)をクローズアップしたドラマが増えると、女性も看護師や介護士だけでなく医療界に興味を持つ人が増えるんじゃないかな。
ちなみに一番高給取りで、立場的にも一目置かれるのは麻酔医らしいです。『ドクターX』で内田有紀が演じてたけど、どんな手術でも麻酔医によってスムーズさが違うらしい。手術しなければならない病気になった時は、麻酔医のいい人がいる病院を選ぼう。もちろん検査技師もね。
さぁ、第3話はどうなるのでしょうか。
見続けるか、見るのやめるかは次の第3話で決めることにしよう。
また一人昭和の巨匠が亡くなられた。
ルパン三世の作者、モンキー・パンチさん。
ご冥福をお祈りします。
ルパン三世を知らない日本人はほぼいないだろう。
次元大介、峰不二子、石川五右衛門、銭形警部も誰だって知ってるだろう。
でもそんなルパン三世は放送開始当初、泥棒がメインのアニメって事で賛否両論。アニメといえば子供向けの時代に峰不二子はお色気ムンムンだし、次元もルパンも銃を撃ちまくルシ、石川五右衛門は斬って斬りまくる。しかも五右衛門は最初ルパンの敵だし、峰不二子は平気でルパンを裏切る。教育上全然良くない内容ばかり。
でも、「大事なことは漫画(アニメ)が教えてくれた」っていうのをよく聞くが、このルパン三世で知ったことは多い。教科書や学校では習えない教われない事ばかりだ。
ワルサーP38という銃(おかげでのちにガンマニアになってしまった)、インターポールという国際警察組織(銭形警部ね)、ジェットスキー(桟橋からモーターボートで引っ張られるシーン)、タイプライター(オープニングで打ち出されるその回のタイトル)など多数。あの時代に早くもコンピューターと対決したりしてるし、Time Machineなんかも取り上げてるんだけどね。
結構面白かったんだが、低視聴率だったそうで結局第一シリーズは打ち切りになってしまった。俺はこれを日本4大アニメ打ち切り作と勝手に呼んでいる。
それでもTV第二シリーズが作られたから不思議ね。
他の打ち切り3作の『ドラえもん』『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』(あくまでも俺の勝手な選定)は、映画版アニメで人気が出てまた復活って感じだったが、ルパン三世はテレビ第二シーズンの方が先。映画版は『ルパンVSクローン』と宮崎駿の映画初監督作品でもある「カリオストロの城」が有名だが、これはテレビ第二シリーズが始まってから公開されたからね。ちなみに宮崎駿と高畑勲のアニメ二大巨匠(当時はAプロダクション)はTV第一シーズンから参加してる。
『宇宙戦艦ヤマト』が打ち切りになったのは裏番組で宮崎駿が関わった『アルプスの少女ハイジ』が始まったせいだ。当時はやっぱり子供向けアニメの方が人気があったのね。でもそう考えると、なんで打ち切りになったルパン三世の第二シーズン制作がOK出たんだろうか。不思議。大人の事情ってやつですか。
ほとんどの人が知ってるルパン三世はこのテレビ第二シーズンからのルパンだ。
ルパンのジャケットの色は赤だと思われてるが、これは第二シーズンやカリオストロの城のイメージが強いんだな。テレビ第一シーズンでは青緑のジャケットだもの。ルパンの愛車もフィアットではなく当初はベンツだ。「ルパンは人を殺さない」というのもTV第二シリーズからで、第一シリーズ(特に第1話とか)ではバンバンピストル撃って殺してる。(しかも最初はワルサ−P38ではなかった気がする)「心優しい大泥棒」ルパンという設定になってしまったのは宮崎駿のせいだと思ってる。(だから俺は宮崎駿とディズニーが大嫌い)
ルパン三世は音楽もいいのよね。
第二シーズンから使われた大野雄二作曲のTHEME FROM LUPIN III(通称ルパン三世のテーマ)は名曲だ。
これと『宇宙戦艦ヤマト』『妖怪人間ベム』を日本三大アニメテーマ曲(こういう表現好きだな、俺)だと勝手に思ってる。ちなみにTV主題歌ベストならこれらに『太陽にほえろ』と『傷だらけの天使』『Gメン’75』を入れたい。当時はかっこいい主題歌やテーマ曲多かったのよね。
大野雄二作曲のTHEME FROM LUPIN III(特にシンセサイザー駆使したインストのやつでボーカル入ってないやつね)はかっこいいんだけど、第一シーズンの「ル・ル・ル・ルパン〜」ってやつも好きだったのよ。「ルパンルパンルパン〜」ってのもね。第一シーズンのエンディングで峰不二子が乗るバイクのシルエットと共に流れる「足〜元に〜」ってのも物悲しくて好き。これ以上の物悲しさ感じる曲は大岡越前のテーマ曲とドナドナくらいだな。
おっといけない。モンキー・パンチさんの訃報ニュースが入ってきて、あれこれ思い出してたらルパンの話ばっかりになってしまった。でも、正直モンキー・パンチさんの漫画ってルパン三世しか知らないのよね。アクションコミックスの第1巻の初版本を持ってるのがちょっと自慢。
長谷川町子さんが亡くなられてもサザエさんが続いてて、さくらももこさんが亡くなってもちびまる子ちゃんが続いてるように、モンキーパンチさんが亡くなられてもルパン三世は続くのだろうか。
俺にとって、ルパン三世の声といえば山田康雄さんなんだが(栗田貫一は山田康雄のモノマネをしてるだけだと思ってる)1995年にお亡くなりになられてる。初代銭形警部の声をされてた納谷悟朗さんも2013年にお亡くなりになられてる。井上真樹夫さん、小林清志さん、増山江威子さん、皆さんご高齢だ。
ルパン三世はどうなってしまうのだろう。ちょっと心配だ。
やすらぎの刻〜道が始まった。
今回も前作「やすらぎの郷」と同じく倉本聰脚本。前作がかなり面白かったので今回もかなり期待。しかも1年にわたって放送されるという。
っていうか最近のドラマは短すぎ。たった10-12回の放送なのに「いよいよ最終章」とかやってるし。NHKの朝ドラや大河とは言わないが、せめて2クールはやらなきゃね。短いのになんやかんや詰め込みすぎになってるもの。
もうすぐ始まる田中圭と原田知世主演「あなたの番です」は2クールやるみたいね。沢口靖子主演「科捜研の女」はシリーズ19作目の人気作品だが、なんと今回は1年続くらしい。いいことだ。
話を「やすらぎの刻〜道」及び「やすらぎの郷」に戻す。
主人公でもありストーリーテラーでもある石坂浩二は脚本家。介護をしていた認知症になった妻で元女優・風吹ジュンの死をきっかけに、以前から誘いを受けていた【やすらぎの郷】と呼ばれる老人施設に入ることを決める。「やすらぎの郷」はテレビの全盛期を支えた人だけが選ばれ入れる老人ホーム。入居料や施設利用費などは一切なしのこの施設は、芸能界のドンと言われた男が私費を投げ打って作った施設。そこには往年の役者をはじめ、テレビの裏を支えた人たちが入居している。そして毎回起こる色々な事件やトラブル・・・。
倉本聰の頭の中を覗いてみたくなるくらいリアルで面白いのよ。物語に絡めて登場人物の昔の写真などもバンバン使われてるので、現実の話なのか作られた話なのかの境がわからない。
前作にも登場した入居者の浅丘ルリ子、加賀まりこ、藤竜也、ミッキーカーチスなどは今回も登場するらしい。今回は橋爪功、大空真弓、いしだあゆみ、笹野高史、松原智恵子なども入居者として登場するらしい。
前作でマドンナ役だった八千草薫は今回も登場するはずだったのだが、肝臓がんの闘病で降板されたらしい。残念だ。4月から始まる上川隆也主演の「執事 西園寺の名推理2」も降板されたそうだ。(代役は吉行和子)
西園寺の奥様役や、やすらぎの郷での九条摂子役(通称:姫)は八千草薫さんにぴったりだった。上品で美しい。若い頃も美人だが年を重ねてもあんなに可愛いお婆さんになれるならと視聴者は憧れてしまうだろう。それだけに降板は残念だが、倉本聰さんは脚本をわざわざ直して5シーンほどだが今回登場するようにしたそうだ。前作のラストで姫は亡くなられてるのだが、どうするんだろう。
そして今回の「やすらぎの刻〜道」では、もう一つのドラマが同時進行する。
それは10年前に石坂浩二が書いた脚本「機(はた)の音」という脚本。浅丘ルリ子の何気ない会話からヒントを得た貧しい山村に暮らす姉妹の話で、終戦記念日の大型ドラマスペシャルとして撮影寸前まで進みながら制作中止になったもの。このお蔵いりになった脚本を元に、石坂浩二の新作脚本「道」が脳内ドラマで再現される。ドラマの中の劇中劇ってやつね。
この「道」は昭和から平成まで80年にわたるストーリーらしい。もう少し後だったら令和までになっただろうね。そして「道」の昭和編で夫婦役を演じるのは清野菜名と風間俊介。清野菜名は前作では石坂浩二が若気の至りの邪な感情をいたいた若き女優とその孫をWで演じてた。この話はドラマ後半の要になり東日本大震災を絡めてかなり考えさせられる内容だった。
「道」の平成編で夫婦役を演じるのは風吹ジュンと橋爪功。前作ラストで亡くなった八千草薫はこの平成編の妻役で出てくるはずだったのだそうだが、代役が風吹ジュン。風吹ジュンは前作で石坂浩二の妻役だったからなんかややこしいが、倉本聰さんのことだ、きっと違和感なく仕上げてくるんだろうね。
っていうか浅丘ルリ子は実生活では石坂浩二の元妻だし、加賀まりこも実生活では石坂浩二の恋人だった人だ。しかも今回新入居者と道(平成編)で夫をWで演じる橋爪功の息子は、前回弁護士役で登場してるが覚せい剤で捕まって途中降板してる。なんちゅうキャスティングだ。
「やすらぎの刻〜道」第一回目の放送では冒頭で簡単に前作「やすらぎの郷」のおさらいが入る。ミッキーカーチスと恋仲になったコンシェルジュ・常盤貴子は別れたそうだ。いかさま麻雀までして財務省官僚のお父さん(柴俊夫)を説得したのにね。今回は常盤貴子は出ないのかな。理事長夫妻の草刈民代と名高達男は出るのかな。
同じく前作で施設内のバー・カサブランカのバーテンダー(通称:ハッピー)役で出てた松岡茉優も今回は出ないみたい。レイプに巻き込まれた松岡の復讐をしようとする施設職員は全員元受刑者だったり仮釈・保護観。だからと代わりに藤竜也・伊吹吾郎・倉田保昭が暴走族のアジトに乗り込んで大立ち回りをするシーンは痛快だった。事件後、気丈に振舞ってた松岡の物悲しい笑顔も印象的だった。後釜は草刈麻有で通称はホッピーだそうだ。なんじゃその安易なネーミングはってツッコミ入れたいところだが、いやまてよ、倉本さんのことだなんか隠しネタがあるのかもしれない。
一見老人たちのドタバタ劇かなって思うけど、ほぼ80%はそう。だけど前作では老人たちも騒ぐ人気俳優を向井理(実は藤竜也演じる通称:秀さんに憧れてる)とか、石坂浩二の孫で財産の生前分与をお願いしにくる山本舞香、清野菜名の彼氏役の若き脚本家で神木隆之介なんかも出てるが、平均年齢は75歳位じゃないかな。
だって風吹ジュン66歳が若く感じるもの。八千草薫87歳、浅丘ルリ子78歳、加賀まりこ75歳、いしだあゆみでさえもう70歳だ。前作に登場してた野際陽子さんは享年81でお亡くなりになられた。(今回第一回目の冒頭ナレーションでも亡くなられたことになってる。)前作で有馬稲子を騙す詐欺師役で出てた津川雅彦さんも享年78でお亡くなりになられてる。これから1年間続くドラマだから、出演者の誰が亡くなられても驚かないな。
前作のドラマ内では高齢者の現実問題になってる、遺産相続や免許返納、健康維持や断捨離とかも描かれてる。風吹ジュンや有馬稲子さんは認知症を患うし、冨士眞奈美はTVから干されて最後は自殺する。実際の大原麗子の孤独死を機にやすらぎの里は作られたという話も妙にリアルで物哀しい。八千草薫さんの死ぬ覚悟、苦しまずに安らか眠るように死ぬことは老人たちの理想だろうね。亡くなられた後に上條恒彦がトランペットで吹くレクイエム(鎮魂歌)が突き刺さる。
太平洋戦争をテレビドラマや俳優の目線から描く。慰問や特攻隊の最後の晩餐、有能な監督による戦意高揚映画作成、そして徴兵なども描かれてる。今回も脳内ドラマ「道」において山梨の山村で暮らす姉妹がどう戦争に巻き込まれていたのかが描かれると思う。これも他の脚本家だと安っぽい「戦争反対」とか「戦争は悲惨だ」って感じになるのだろうが、倉本聰だと違うだろう。楽しみだ。
それは清野菜名が石坂浩二に持ち込んだ脚本「手を離したのは私」(実は神木隆之介作)で、東日本大震災を描いているのにも現れてる。ただ未曾有だった、なすすべもなかった、原発がなければなんて単純な話ではない。そこには確かに人がいたのだ。その誰かと自分は繋がってたりゆかりがあったりするのだ。何もなくなってしまった砂浜で作業着を着た上川隆也が淡々と石坂浩二に語るシーンは思わず涙が出てしまうほどだった。
っていうか若者も是非見て欲しいな。
「これ誰?」とか「なにこの老人」とか知らない人ばかりだろうけど(俺でも半分はそうだ)、昭和のテレビの歴史を知るにはもってこいのドラマだと思うよ。
浅丘ルリ子さんの着こなす毎回違う衣装(あの部屋のどこにそんなに置けるのか不思議だ)もファッション関係を目指す人は必見だろうし、もちろん介護の道へ行こうとしてる人も見ると面白いと思う。
そしてさらに脚本の作り方、構成や人物像の描きかたなどもかなりリアルに描かれてるから、脚本家や作家志望の人も是非見て欲しいな。倉本聰の集大成とも後輩たちへのしるべとも言える作品であることには間違いない。
そしてもう一つの見所は喫煙シーンの多さだ。前作同様周りに人がいようが部屋の中だろうがバーだろうがスパスパ吸ってる。狂信的な非喫煙者による喫煙描写のコンプライアンスがうるさい今、あえて対抗するドラマだ。前作では近藤正臣と居酒屋で飲むシーンで吸ってたのが印象的だ。加賀まりこも浅丘ルリ子も吸う。もちろん石坂浩二も常に吸っている。そして酒も飲む。今回プロデューサー役の柳葉敏郎も吸っている。
NHK大河ドラマの「いだてん」や宮崎駿の「風立ちぬ」なんかの喫煙シーンにクレーム入れる輩よ、昭和のリアルは煙とアルコールだよ。文句言うなって。文句言うたびテレビも映画もつまらなくなるんだからさ。
今でさえ喫煙率20%切ってて、今の若い人は酒も飲まない煙草も吸わないんだから、老人や高齢者が亡くなれば喫煙率も飲酒率は勝手にもっと下がるんだよ。
だからもうほっといてよね。
そのあと足りなくなった酒税や煙草税を何で補填するかは知らないよ。消費税を上げるか所得税で補うか。その時になって文句言うなよ。
やすらぎの刻〜道。
俺は酒とタバコを供にして観る。
好きにさせとくれ。
一体どうしたことだ。
モンキーパンチさんに続き小池一夫さんまで亡くなられた。
令和を目の前にして、日本のサブカルチャーの礎を作られたレジェントたちが、ここ最近次々お亡くなりになられてる。合掌。
梶原一騎と共に、昭和の劇画ブームを作った原作者。(あと武論尊さんね)
小池一夫さんの作品は数多くあるけれど、『子連れ狼』が一番有名かな。
今の若い人はしらないだろうが、実はこれも今はやりの漫画の実写化ものだ。(原作:小池一夫:漫画:小島剛夕/2000年死去)仮面ライダーとかキカイダー、鉄人28号もそうだから、当時から漫画の実写化は多かったのね。
テレビでは萬屋錦之介が主演でやっていた。(確か高橋英樹版もあった。映画版は若山富三郎だったかな?)子供の名前は確か大五郎。今、シングルマザーの問題が取りざたされることがよくあるが、当時でも画期的なシングルファーザーの物語だ。
ボンカレーの宣伝でこれをパクって、笑福亭仁鶴が「三分間待つのだぞ」ってやってたのを今思い出した。それくらい当時は人気があったってことだな。
橋幸夫さんが歌った主題歌も有名ね。作詞は小池一夫。冒頭の「しとしとぴっちゃん」って歌詞はすごいセンスだ。雨の擬音で「シトシト」、雫が垂れるのを「ぴっちゃん」、さらにそれを合わせ技にするとは。見事なり。さらに言えばジャケットもかっこいいのだが、EPアダプターを付けなくていいように手裏剣をイメージした中央の穴部分もセンス冴えてます。
小池作品といえばエロスとバイオレンス。
池上遼一さんと組んだ『クライングフリーマン』は傑作。陶芸家なのになぜか殺し屋になって、人を殺すたびに涙を流す。百八竜というチャイニーズマフィアの長になって、全編女とやりまくる殺しまくるという無茶苦茶なクライム漫画。
他にも池上遼一さんとは『傷追い人』とか新撰組とユダヤの関係を描いた『赤い鳩(アピル)』とかいろいろあるんだけど、雁屋哲(美味しんぼの原作者)と組んだ『男組』や『男大空』とかとちょっとかぶってて、どっちがどっちだが混乱する。やたらとHなシーンが多いのが小池作品。
Hなシーンが多いといえば叶精作さんと組んだ『実験人形ダミーオスカー』とか『オークションハウス』だな。
どちらもやたらとエロいシーンが多い。しかもリアルな描写。ストーリーに脈略なく唐突に展開されるエロなシーン、それがまたかなり大胆だったりするのでたまらんのよ。
このエロスのオンパレードは、今なら「我こそは正義」と勘違いしたどこかのなんとか団体ってとこから、すぐクレームが入るのではないかね。そう考えるといい時代だったな。
小池作品のもう一つの醍醐味は、主人公が日本人でありながら世界を股にかけて活躍するってこと。
『実験人形ダミーオスカー』も『オークションハウス』も海外諸国が舞台だ。
井上紀良さんと組んだ『デュエット』では、インドの暗殺組織に育てられた主人公が財閥の女を守る。
『マッド★ブル34』ではマンハッタン・N.Y.市警を舞台に日系三世の主人公が黒人のパワーガイと組んで捜査する。毎回、白人のナイスバディ婦人警官が登場してきてエロス満載だ。
インターネットの普及で世界が近くなったせいか、逆に海外へ出る人、憧れる人が減った気がする。そのくせやたらと「何々について、日本は何番目です」なんてどうでもいいデータに振り回されたりする。
そんな今こそ、小池作品を是非読んでほしいなぁ。
どうも困ってる人を見過ごせない。
別に正義感あふれんばかりに「世のためなら我が身を顧みず」なんて思っちゃいない。ボランティアなんかもしないし、街角の街頭募金でいくら「難病のなんとかちゃんを助けるために」とか「アフリカの子供たちになんとかを」なんてやってても基本スルーする。
でもね、目の前になんか困ってる(困ってそうな)人がいたら、声をかけたりしちゃうのよ。何に困ってるの?何か手助けできる?ってね。こういうのは見て見ぬ振りしても、後でもやもやするくらいなら、その時声をかけたほうが楽だから。
まぁ、親切心で声をかけても俺の格好を見て「なんか変な人」とか「やばいやつ?」なんて感じで「いえ・・・」って断られることもあるんだけどね。別に気にしちゃいない。
大阪メトロと名称を変えた大阪地下鉄谷町線の東梅田駅。
改札を出たところで車椅子のおばあさんが通り行く人になんか声をかけている。でも、みんなスルーして通り過ぎてる。絶対聞こえてるはずなのにね。大阪は人情の街だって言うけど、そうじゃない人もいっぱいいるのよね。
一瞬俺もほっといていこうかなって思ったんだけど、振り返っておばあさんに近づいて行って「どうしたの?」と聞いてみる。一瞬こわばった表情を見せたが、車椅子を押してほしいとのこと。ちょっと先のホワイティとつながるところがスロープになってるから、そこを超えるのを手伝ってほしいそうだ。
お安い御用だ。押してあげるよ。荷物を結構車椅子に吊り下げてるね。かなり重いよ。まるでまだ慣れてない母親が、外出時のあらゆる事態を想定して、用心のためにといろいろ用意してしまってめっちゃ重たくなってるベビーカーみたいだ。この重たさだと手で車輪を回すのも一苦労だし、疲れるだろう。
言われたスロープの所まで来たけど、このあとどうするんだろう?
「どこまで行きたいの?よかったら押して連れてってあげるよ」
おばあさんは恐縮されたのか、最初は断ったんだが、「ええよ、暇やし、どこまで?」というと「じゃぁ、お願いします」と。目的地は?えっ?大丸。近そうで遠いぞ。
さて、困った、地上ならともかく、ここは地下だ。エレベーターで一度上に上がるという手もあるが、地下で大丸まではどう行けばいい?慣れてない人は迷ってしまうほど複雑で「ダンジョン」と異名をとる梅田地下街。頭の中でルートを考える。一瞬でルートを3つほど割り出し、最短は阪神百貨店の横を通り、ぐるっと回り込む形で行くルートを伝えると、それでいいとのこと。おばあさん、梅田地下慣れてるのか、それともよくわからないからお任せされたのかわからないがとりあえず進もう。
しばらく押して歩くと汗が出てきた。よくよく考えたらこんなに長い時間車椅子押したことないな。病院とか電車の入り口とかそれくらいだ。
しかもこんな人ごみの中。革ジャケ脱ぎたいけど手がふさがるしなぁ。さらに俺はなで肩だから、前かがみで車椅子押してるとショルダーバックがずり落ちる。その度に片手運転にして直すのが面倒くさくなって、斜めがけにした。ちょっとお茶目だな。誰かに会いませんように。
サングラスかけて革ジャケ革パンで車椅子押してる姿がショーウィンドウに映る。
ちょっと異様だな。通りすがりの人はどう思ってるのかな。まぁ気にするこっちゃないけど。
梅田の地下街って普段はあまり気にならないけど、やっぱり上り下り多いよね。地下水とか陥没のせいで変なところに段があったりするのは知ってたけどね。だから段差や階段のない、スロープ化されてるるーと使ったんだけど、それでも結構登り道だったり降ってたり。こうやって車椅子を押してるとよくわかるね。
電動車椅子ならさておき、普通の手で車輪を回す車椅子なら結構大変だ。しかも車椅子使ってる人って、病気で不自由だったり、老人で腕力落ちてる人が多いわけだからね。こうやって押してるだけでも腕がだんだん突っ張ってくるのがわかる。持ち方やポジションが悪いのか、腰もだんだん痛くなってきたぞ。昔アルバイトで工事現場で砂を運ぶのに使ったネコ(三輪手押車)を思い出した。
なんやかんや世間話してたら、大丸の入り口に着いた。
何度も礼を言うおばあさんに、ええからさっさと中に入りや、照れくさいわ。
でもその時思ったのよね。阪神百貨店もそうだったけど大丸もドアは自動ドアではなく押したり引いたりして開けるガラス戸なのね。しかも大きくて重たい。自動ドアではないのは防犯とか省エネとか危険性のためなのかよくわからん。観音開きの半分を空けてあるのでいいが、もし両方閉まってたら車椅子の人やベビーカーを押してる人は不便だろうなぁ。入れたくないのか?
今年は何人の観光客がとか、海外からこんなにやってきてインバウンドだぁとか、サミットが、万博が、なんて言ってるけど、もう少しこういうところは考えなきゃいけないのじゃないかね。どうだろ、松井市長、吉村知事。
いきなり話は変わるが、4月19日から始まった新ドラマ、『執事 西園寺の名推理2』を観る。上川隆也がなんでもできるパーフェクトな執事を演じ、佐藤二朗演じる刑事とともに(というか完全に出し抜いて)毎回事件を解決するドラマだ。
執事が仕える奥様の役は、前回は八千草薫さんだったのだが闘病のため降板されたので、今回は設定そのままに吉行和子さんが演じる。
上川隆也のスーパー執事っぷりは今回もすごい。初回はイリュージョンショーでの事件だったのだが、上川隆也本陣も手品師のようにトランプさばきはするわ、舞台トリックは暴くは、最後は犯人が消えるマジックで逃亡を図るが、上川も同じ消えるマジックをして(する必要はないのだが)追いかける。
で、このパーフェクトな執事・上川隆也が吉行和子の乗った車椅子を押すシーンがエンディングであったのだが、まぁ凜としてること。かっこいい。
そうか、背筋伸ばしてもっと体を車椅子に近づけて押したらよかったのね。残念。このドラマ観た後だったらもう少しまともに押してあげられたのにね。まぁ、いいか。
いいことした後はなんかいいことがあるもんだ。宝くじでも買おうかな。なんて地元の駅降りて思ってたら、100円玉を拾った。しかも昭和50年の刻印が。
どうやらこれが今回のいいこと報酬だったみたいだ。
車椅子押し賃、約10分100円也。Timesの駐車料金並み。
春クールのドラマがどんどん始まる。
この時期はいつも大変。使命感があるわけではないのだが、仕事柄できるだけ1回目の放送は見るようにしている。面白いのは続けてみるが、こりゃダメだってのは2回目からは見ない。そこまで時間は空いてないのでね。
今クール、やたらジャニーズ出演ドラマが多いなぁ。以前もこんな記事を書いた記憶があるから、周期的にそうなるのかな。とにかく今回は多い。
『インハンド』山下智久。
彼はうまいね。キムタクと同じく何を演っても山Pと言われるが、それはそれで一つのスタイルだ。今回のちょっと変人な科学者役はかなりハマり役ではないか。菜々緒も覚醒したし濱田岳もいいぞ。
『特捜9』井ノ原快彦(V6)。
警視庁捜査一課9係の続編でもある特捜9。安心して見れる刑事ドラマだね。羽田美智子、津田寛治、吹越満、寺尾聰・・・、錚々たるメンバーの中でイノッチの演技も悪くない。(原沙知絵のぶっきらぼうさは、科捜研の女の若村麻由美と比べてしまうせいかどうも苦手だが)鑑識官役で宮近海斗(ジャニーズJr.)も出てる。
『ストロベリーナイト・サーガ』亀梨和也(KAT-TUN)が二階堂ふみと主演。重岡大毅(ジャニーズWEST)も第1話目に出てたが初回で殉職。第1話目を見て「ダメだこりゃ」って思ったので第2話は見てないからその後出てるかどうかは知らない。
『家政婦のミタゾノ』松岡昌宏(TOKIO)主演。
普通シーリーズが続くとスケールアップするものだが、このドラマはなぜかスケールダウンしてるという不思議さ。余貴美子が運営する家政婦紹介所のメンバーも減ってる。ミタゾノ(松岡)と行動を共にする家政婦は、第一シリーズの清水富美加が出家、第二シリーズの剛力彩芽はIT社長と恋愛で、その後テレビではワイドショー以外では出ない。そして今回は川栄李奈。元AKB48という肩書きがなくても十分な女優になった彼女は大丈夫か?
このドラマにはもう一人、伊野尾慧(Hey! Say! Jump)が出てるのだが、「マジでやってる?」って思うくらい下手なの。わざとやってるのかどうかはわからないが、これが真剣だったら怖いレベル。セリフは棒読み、演技は大根、他の人がセリフ言ってる時の仕草や所作はもう最悪。なんでこんなの使ったんだ?って感じ。バーターってやつか?
ファンは反論するかもしれないが、ミタゾノの定番シーンでもある停止シーン(松岡が指を鳴らすと周りの人間やモノの動きが停止する)で、彼だけプルプル足を動かしてるのを見てくれ。ストップモーションが台無しになってるのがわかるぞ。
『ミラー・ツインズ』藤ケ谷大輔(Kis-My-Ft2)。
始まったばかりなのにタイトルのお尻にSeason1ってついてるから変だなって思ったら、6月からWOWOWでSeason2をやるのね。でもね、第一話を見て、もう見なくていいやって思っちゃったの。いや、藤ケ谷くんの演技がどうのじゃないのよ。一人に役で頑張ってると思うし、脇も倉科カナ、高橋克典、石黒賢と悪くない。でもさ、暗いのよ。いやそれ以前に面白くないのよ。今後どうなるのかってハラハラ感がないのよ。別にどうなっても関係ないやって置き去りにされた感があるくらいつまらないのよ。残念。(ひょっとしたら2話以降めっちゃ面白くなるかもしれないけどね)
他にも
『わたし定時で帰ります。』(吉高由里子主演)には中丸雄一(KAT-TUN)
『白衣の戦士』(中条あやみ/水川あさみ主演)には小瀧望(ジャニーズWEST)、
『パーフェクトワールド』(松坂桃李/山本美月主演)には松村北斗(ジャニーズJr./SixTONES)が出てる。
まるでジャニーズ祭りのようにあちこちジャニーズメンバーだらけだ。
今の若い人はテレビを見ない世代(オンデマンドやネット視聴)だから、視聴率稼ぎにはならないだろうに。
ジャニーズだからとか所詮アイドルとか思っていないよ。ジャニーズでも演技の上手いのはいっぱいいる。
そりゃ、金八先生をはじめとして、昔のジャニーズのテレビドラマや映画はただのアイドルものだった。たのきん主演の『ハイティーンブギ』とかもう最悪だったなぁ。(なぜ見に行ったのかは当時の彼女に聞いてくれ)SMAP主演の『シュート』とか、もはやコメディだ。
ジャニーズ=アイドル出演=大根演技。
その認識を変えたのは本木雅弘だろう。シブがき隊解散後に『ファンシイダンス』や『シコふんじゃった』などの映画で怪演。さらに『ラストソング』や『おくりびと』とめちゃくちゃ上手い演技で泣かせてくれるのよ。その後も彼の出る映画にハズレはない。(『スパイゾルゲ』『天空の蜂』など多数)
香取慎吾(彼も今はジャニーズじゃないけど)もインパクトすごかったな。まだ世間的には「SMAPって何?」ってくらいの認識しかなかった頃に、浅野温子主演の『沙粧妙子』シリーズでの猟奇犯役の怪演。さらに野島伸司脚本ドラマ『未成年』での自閉症役は見事だった。次(?)の『ドク』はなんでやったんだろうってくらいプーだったけどね。さすがにベトナム人役はきつい(菅野美穂は中国人役だった)な。これは松本潤(嵐)が『花より男子』でブレイクした後に『スマイル』でフィリピン人ハーフ役やったのに引き継がれてる。ジャニーズは無茶なキャスティングをするね
さらに退所したメンバーなら、北公次(フォーリーブス)の『竜二』でのチンピラ役、郷ひろみの『さらば愛しき人よ』での怪演や『翔んでる警視』シリーズでのぶっ飛んだ演技などもある。
演技の上手いジャニーズは東山紀之(元少年隊)や岡本健一(元男闘呼組)を始め、岡田准一(V6)、二宮和也(嵐)、中島裕翔(Hey! Say!JUMP)などもいるし、生田斗真や風間俊介などグループに所属しない俳優もいる。
そういや最近、生田斗真が台湾を中国と別の国とみなした発言をしたと、やいのやいの騒がれてるが、これもアジアでのジャニーズ人気が半端ないせいだね。元首相(鳩山)とはえらい違いだ。
そんなこんなでブラウン管(表現が古いな、今なら液晶というべきか)を席巻するジャニーズ。
まだまだこのアイドル王国は安泰だな。